方針
- 総合的学習に、脳教育や自然教育を基盤とした環境教育
- 自然を通して科学好きな子どもを育てる保育
- 生涯を通して、学ぶ楽しさを身に付ける保育
- 自然の動植物から、自分たちの住んでいる地球に関心を持てる保育
「ビオトープ(biotope)」は、bio(生きもの)とtop(場所)を組み合わせて生まれた言葉で、自然の中に広がる「生きものの暮らす場所」のことをいいます。
子どもたちが遊びながら自然と触れ合うことができるようにと、園児、保育士、保護者、地元企業、NPO法人の協力のもと、2005年3月、「遊子(ゆうし)・トープ」が完成しました。
ユニークな学習活動を行っているとして、日本生態系協会が主催する「全国学校ビオトープ・コンクール2007」でドイツ大使館賞を受賞しました。
ビオトープと園周辺の動植物紹介
植物
ウツギ
アジサイ科に属する落葉低木の一種で、5月から6月にかけて咲く。
エゴノキ
エゴノキ科エゴノキ属に属する落葉高木で、5月から6月にかけて咲く。
ガマズミ
スイカズラ科ガマズミ属に属する落葉低木です。
5月から6月にかけて咲く。
ホタルブクロ
6~7月に鈴鐘のような形の花が下向きに咲く。
シロツメクサ
葉は普通3枚だがまれに4枚のものがあり、四葉のクローバーとして喜ばれる。
トウカイタンポポ
3~5月に咲く。花が咲き終わると綿毛になる。
動物、昆虫
オオシオカラトンボ
水草が茂る小さな水辺に見られる。
ナナホシテントウ
赤橙色に黒い丸斑がある。
アブラムシを食べる。
ナマズ
5~6月ごろ、産卵のために川から水路を通り、水田に入り込む。
モンシロチョウ
幼虫はキャベツ、アブラナ科の植物を食べる。
ホウネンエビ
エビやカニと近い仲間。6~7月に水田に発生する。脚を上に向け、背中を下にして泳ぐ。
オンブバッタ
シソやサツマイモの葉など、双子葉類を食べる。
カマキリ
草の茎や木の枝に静止し、昆虫を捕らえて食べる。
マルタニシ
主に水田やため池に住む。
トノサマガエル
主に春から秋にかけて活動し、冬季は冬眠する。
ツチガエル
背中は茶色や灰褐色で、春から秋に活動する。
現在のビオトープの様子
現在のビオトープの様子は、こちらからご覧いただけます。